御恩と奉公

しかしながら、このような「御恩と奉公」の関係は不景気に陥り出現したブラック企業には存在しません。働きぶりとは関係なく解雇するのも普通です。そもそも、長期間雇うことなど頭にないように思えます。そのような経緯もあって、就業者も「モーレツ社員」という立場で、自由な時間を奪われることを厭わず仕事にプライオリティを置けていました。「この会社ために一生懸命働いていれば一生生活が保障される」という考えがしみついていたので、働きずめでも耐えることが出来たのです。しかしながら、事実以前からある企業にもブラック労働を強いている会社は登場してきています。残念でならないですが、大手の家飲料メーカーでも、ここ最近では矢次ざまに過労死を出しています。また、良い保障で給料が良ければブラックには入らないのかというのも疑問があります。
たとえ良い待遇でも、一生働くのでは意味がありません。
そのような環境ではどれだけ良い保障でも意味をなしません。バブル時代も、世界中から非難されるほど労働時間は長かったし、社員のプライベートに介入してくる風潮はいくらでもありました。拘束時間の長さだけ見ると、日本企業はかつてより変化がないと思って良いでしょう。

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